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ピアノの剛性について考える

ピアノの剛性について考える・・・

個人の調律師の独り言です、気になされないでください。


この場合の剛性は調律の保持、バランスについてが主です。

このピアノの調律に対する剛性、バランスが音色とも関係していると常々考えていました。


ここで個人的な意見ですが、調律の保持のいいメーカー順に書いてみたいと思います。


1、ヤマハ
2、スタインウェイ
3、多くのヨーロッパのピアノ・カワイ・その他の国産メーカー
4、ディアパソン
5、ブリュートナー
6、ベヒシュタイン


ヤマハやスタインウェイは優等生です。

カワイは普通でそれ以下はデリケートになってきます。

反対に順位が下のメーカーのほうがピアノの音色は個性的な気がします。


しっかり理論値に近く調律できて、狂いも少ないピアノ

最高ですね、調律師としては。

しかし、響きに味わいが乏しい、ミネラルウォーターでなく、精製水のような響きかもしれません。

あえてバランスを崩したスタインウェイのアリコートは、雑味をあえて出しているのかもしれませんね。


理論通りに調律できないが、悪いバランスを何とかまとめるピアノ

苦労します、決して好きでない調律師も多いと思います。

小さいアップライトピアノなんて、完璧にバランスが破たんしているピアノもあります。

(バランスとは3度、4度、5度、オクターブが破綻せずにつながっていることです。
つながらないからオクターブを高めにしたり、低めにつけて、
つじつまが合わなくなる3オクターブなどでうまく高めにつけたりします。)

しかし、うまくつじつまを合わせることができれば、ピアノは豊かな響きで鳴ってくれます。

まるでおいしいミネラルウォーターのような感じです。


ピアノの剛性が高いと芯の太い音がする

とりあえず文句言われないように丈夫に作っておこう、そんな声が聞こえてきそうなピアノがあります。

スタインウェイは音の芯が太くありませんが、ガタガタになってくると芯が太い感じになってきます。

グロトリアンも芯が太いピアノかもしれません。

丈夫、調律の保持考えると音色は骨太になってきて、うるさい傾向がありそうです。


ピアノの剛性が高くないピアノの中には、繊細な音を考えたピアノもある


わからないんですが、非常に感じます。

今にもポシャりそうなギリギリの危うい感じがデリケートで何とも言えません。

高級なグラスのように壊れそうで繊細な感じです。

よくあるヨーロッパのいいメーカーなんかそうです。

ザイラーとか、以前のベヒシュタインとか、ベーゼンドルファーなど、

ディアパソンなんかもそこまでデリケートではありませんが、

本来は芯の細い音がします。

カワイは太すぎない程度かもしれません。


簡単なたとえ

こんな明瞭なことではありませんが、


ヤマハアップライトの中で、一番線の細いデリケートな音がするといわれるU2
鉄骨は4本
yamahau2.jpg

ヤマハのスタンダードのU3
鉄骨は6本
yamahau3.jpg


音が固いといわれるUXのエックス支柱、しかし、調律の保持は抜群です。

yamahaux.jpg





思ったこと

いわゆる無名メーカーでバランスによいピアノは皆無ですので、

何かのエッセンスを取り入れると激変するのかもしれません。

それが何なのか、これからも考えていこうと思っています。











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