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何とかしたいアルミフレーム 1

自分の脳みそで考えて行動している楽器製作者に尊敬をこめて、僕も少し始めてみようと思います。


アクション(ピアノ内部のハンマーなどの機構)のフレームが音にかなり影響しているとずっと思っていました。

フレームの材質は 木、アルミ、木・鉄の両方 アルミ・木の両方、真鍮・木の両方があります。

機構を支えるフレームですので丈夫でなければならないのですが、

弦をたたいた振動が弦と同じくらい伝わる部分ですので音とタッチに影響があります。


木製レールは暖かい音がするのですが音がぼやける感じがして、

アルミはカンカン固い音がします。

もっと大切なのが質量で、フレームがごつければ芯の太い音色になりやすいと思います。


frames.jpg


上は言わずと知れたスタインウェイのフレームですが、

ハンマー ウイッペン キャプスタンとフレームを分割しています。

真鍮のパイプに木材を入れてプレスした細いフレームです。

ピアニッシモで音がぼやけず、フォルテッシモで音が割れにくい原因はここにもあると思います。

ピアニッシモは細いフレームで芯も細い音がして、

フォルテッシモはいい塩梅でフレームがしなると思います。

演奏者が肩から肘までをうまくしならせて演奏するような感じかもしれません。

また、フレーム叩くとゴーンと鐘のような響きがあります。

フレームが大切だと切に感じたのは100年物のスタインウェイのアップライトがこのチューブフレームで、

その後アップライトはただの木製レールに変わりました。

鐘のようなゴーンという音色も繊細な芯の細い音もなくなってしまったと感じたからです。



えらくたいそうなことを書いてしまいましたが、

ヤマハのアルミフレームはもちろんごつい一枚板です。

ヤマハのアップライトピアノのアルミフレームに切れ目を入れてみました。


また、ハンマー、ウイペンのネジで止める部分に木製の板を裏側にはりました。

ハンマーを支える部分の質量は半分ほどになりましたが、

ダンパーを支えるのも同じ部分、ダンパーをすくい上げる機構も同じ部分なので、

完全に独立はできませんでした。

また、アルミはあまり、しならない材質なのでそこもネックですが、

パシャパシャ言っていたアルミフレームもゴーンとは言いませんがコンコンとは言っている気がします。


強度の問題ですが、両端は切断していないこと、

力のかかるダンパーロッド低音側は5センチほど残しているので問題はないと思います。

よほど考えて慎重に計画したつもりです。

メカニック組み付け後の音が楽しみです。




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