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ベートーベンが自然に聞こえました。

自転車で東京を目指したのですが、

その目的の一つが技術者の山口さん田中先生にお会いすることでした。

本来、ピアノに携わる人は、

理工大学を卒業できる頭と、伝統技術を継承できる手先、ピアニストにもついて行ける感性

その3つが備わっていないと本当の仕事はできません。

そんな方は50年に一人の逸材だと思います。


僕は当てはまる訳も無く、かろうじて感性だけがついて行ける程度です。

腕も無いのに音に事を語るな、そう言われたことは何回もあります。

反対に、なんでこんなに手を尽くして良い音がしないピアノなんだと思ったこともあります。

ですから、音を知っていて、理論立てして、手先で実践しなくてはなりません。


130年も前なら、最先端の産業がピアノだったので、素晴らしい人材がピアノを作っていたのでしょう。

今は、人工知能だの宇宙産業なのでしょうか?


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ああ、もう理解さえできませんが、生理的に受け付けるデザインです。

クジラの背のこぶのようなおおらかな、自然と温かみを感じます。

音の発生と放出、経路をたどっていくとこうなるみたいです。


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チェンバロを再生するのではなく、

チェンバロが自然な音の発生をする楽器として選ばれただけです。

バイオリンでもウクレレでもいいのです。

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ブツブツ切れるベートーベンの音、

音楽を越え哲学してるんだから、音の装飾なんていらない。

もっとコアな物、だから感情をこめてガンガン叩く。

そんな印象だったのですが、山口さんの仕上げたブリュートナーバードゲージで弾くと・・・

ブツブツ切れません、ちゃんとと音楽として歌っています。

ショパンだとおかずがうるさくてケバケバしくなります。




当時の楽器で演奏すればいいのか?

忠実にメンテナンスされ、または再生されて、良いと思ったことはありません。

ミイラみたいに干からびた音ばかり、全く違うんです。

知性と理論、手先だけで、感性がついてこないケースです。

ですから、理工大学を卒業できる頭と、伝統技術を継承できる手先、

ピアニストにもついて行ける感性が必要なんです。





山口さんも田中先生もメジャーにはならず、

ひっそりと生きて、歴史に埋もれて行くでしょう。

しかし、取り巻く仲間、演奏家と仲良く目的を果たして下さい。

誰の為でもなく、名誉の為でもなく、音、音楽の為ですから。


大手メーカーさん、基礎研究されていますか、

こんなブログは見ていないでしょうが、一見の価値はありますよ。

話が合わないかなぁきっと。






東京への自転車チャレンジは断念に終わりました。

長い時間、仕事を離れ、ご迷惑をおかけいたしました。

お詫び申し上げます、また、応援して下さった方には感謝いたします。


東京への自転車チャレンジは、神奈川県藤沢市で断念いたしました。

国道一号線のバイパス化自転車乗り入れ禁止による、綿密な道路の下調べが必要なこと、

やはり、体つくりがまだできていなかったことがあります。


ただ、貴重な経験と、まだまだやれば出来る気持ちが湧いてきました。

これからの仕事にもプラスになると思います。


これからもよろしくお願いいたします。


ヤマハ発動機ですが、ヤマハと記念撮影
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雨あがりで富士山は見えませんでした。
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箱根はとんでもなかったです、まだまだ体つくりが出来ていませんでした。
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小田原に入りました。
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残念ながら神奈川県藤沢で断念いたしました。
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帰りの新幹線で苦労した道のりもあっという間
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分解したので、自転車屋さんにて念のため整備をお願いいたしました。
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11月23日より11月29日まで電話、メール対応ができません。

久しぶりの投稿となります。

この度、23日より自転車で東京まで旅行致します。

11月23日より11月29日まで電話、メール対応ができません。

大変お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

50歳も、もうすぐという年齢で、このまま気力も体力も衰えては、

いい仕事もできないと思いまして、自分に挑戦を致します。

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先日も浜松までは日帰りで行って参りました。

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この先、自転車が一生の趣味となりますよう、

頑張って参ります。

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勝手な都合を申しまして、申し訳ございません。

無事戻りましたら、仕事を一生懸命させていただきます!

明けましておめでとうございます

遅れましたが、去年は皆様、大変お世話になりました。
今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。



平成30年は、これはもう仕事として、

立ち上げの準備期間が既に終わったという知らせがありました。

自分で仕事をされている方が、苦手なお国の組織です。

そろそろ進化が頭打ちになってしまいがちです、

しかし、夢を持っている以上、前に進もうと思っている以上、

まだまだ進化はできると思います。


技術的なことに関して

年々安定してきたような気がします。

どうまとめるか、お客様は何を求めているのか?これはお客様と話してみないと分かりません。

口数が多いと思われるかもしれませんが、お客様の趣向を聞こうとしているのです、

ピアノへの要求を言ってくださいとお伝えして、しっかり答えていただける方が稀です。


また、非常に感じるのは答えなど無いということです。

僕自身、無名の40年前の国産メーカーのピアノが良いと思うこともあれば、

コンサートホールで2千万以上のピアノが、音が悪いと思うこともあります。

くたびれたピアノで、きれいな音を出すお客様もいれば、

良いピアノなのに、ピアノに不満をお持ちになるお客様もいます。


全ては、各々の主観のもとに、ピアノを感じることなので、

良いも悪いも無いのです。

僕が、どんなに手を尽くそうとも気に入らない方は気に入らなく、

あまり大したことができなかったと思っても、すごく気に入っていただけることもあります。


全ては主観です、どうせ主観なら、前向きに明るく考えたほうが得です。

私自身もそうありたいですし、そういうお客様の方が仕事がしやすいとも思います。

また、針の点のような物を探すのも仕事、

気持ちを込めて仕事をすれば、良い音色になると思うのも仕事です。

これも、どちらが正しいとは言えない気がします。


ピアノの業界について


お客様の客層を見ますと、ピアノは高級品に逆戻りしている、そう思います。

たくさんピアノはあるはずなのに、安価なデジタルピアノ、

高額な修理、海外への中古ピアノの流出などが、

国内のピアノの普及に歯止めをかけていると考えられます。

この先、調律師の仕事が先細りになるのは明白です。

アジアの裕福層が日本の中古ピアノを欲しがっているみたいです。

苦労して親の代が買ったピアノが、海を渡っているのですね。


私自身について

同業者の方とは、ほとんど会うことはありませんが、

東京に非常に興味のある技術者がいますので、今年は行ってみたいと思っています。

僕は肩書や人の意見、誰が偉い、あまり興味がありません。

逆に余計な情報入りません、迷いが命取りで、

人付き合いで自分を見失い、去って行った人を数人知っています。

料理店と一緒だと思います、この味、この雰囲気、それがお店を守るのです。

向上心が無くてはなりません、人の話も聞かなくてはなりません。

しかし、人の意見に惑わされるのが一番危険です。



肯定的に

分からないながらに、肯定的にできることを行っていく。

それが今のできることで、今年はもっと肯定的になろうと思っています。

その方が進化していくでしょう。

まだまだ捨てたものではございません。


皆様の幸多き一年となりますように。

王道と外道

王道と外道

技術についての話です。

最近、アンティーク、外国製ピアノ、古いピアノのオーバーホール

をポンと依頼・購入される方がいらっしゃいます。

そして気軽にお問い合わせいただきます。

複雑で歯切れの悪い返答をしてしまいます、申し訳ありません。

僕は海外に7年ほどいました、ピアノメーカーの研修も受けました。

しかし、日本からの経由ではないので正規ではありません。

外国製ピアノを分かっているのか?実は何もわかっていません。

日本とは違うんだ、それが分かった程度です。

例えば外人が、琴や三味線の勉強に日本に数週間、数年居たとして

何が分かるというのでしょうか?

ああ、本場は違うんだなと感じるくらいです。


次にドイツのマイスターの仕事。

最高だと思いますよね?

しかし日本人からするとそうでもないんです。

日本人はとにかく細かく、タッチ、雑音と音の止まりにうるさいです。

ですから、外国製ピアノは日本に入り、日本で何度も再調整されます。

日本人の手が入って、やっと高級ピアノに変わるんです。

しかし、それが外人にとって大切かは別です。

演奏する人は日本人なんです。


一流店は歴史があり、何十年も顧客を相手に勉強されています。

お客様も、良い先生、演奏家など信頼の輪がつながっています。

そのような関係、信頼、紹介でピアノを購入されるべきです。

それか、勇気を振り絞って一流店に行き、しっかり話を聞いて購入するべきです。



琴や三味線がドイツのインターネットで売っていて、

本場の日本の技術者が組んだというふれこみを信じますか?

湿度も温度も違う現地で、楽器が耐えられると思いますか?

全部現地でやり直さないといけないと、想像できませんか?


ですから、外国製ピアノを軽い気持ちでお問い合わせをされても、

引き受けたくありません。


王道は正規特約店、もしくは評判の一流店です。

そして贔屓にされているお客様も王道です。

それに引き替え、僕は外道です。

外道は外道で、使い道もあります。

王道の仕事が合わない方、私の仕事の特性を知っていられる方、

良くわかってご依頼いただけるなら、

外国製ピアノも調整させていただきます。

それでも、お話しを聞いて、

感覚が私と違うと思った場合はお引き受けできません。


気軽に外国製ピアノに手を出して、

購入店が気に入らなくて、色々な調律師に問い合わせる。

そんな王道から外れた、

お客様にならないように気を付けてください。













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Author:ノブ
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