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あけましておめでとうございます。


あけましておめでとうございます。

去年は大変お世話になりました。



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去年はコロナ禍の中、出来た時間を焦らずに趣味に使いました。

自転車で治部坂峠を目指し、根羽村で断念いたしましたが良い思い出になりました。

また、これ以上はハマってはいけないと思っていた時計趣味、

とうとう時計の分解整備に踏み込み、不動品を2個再生することができ、

趣味で充実した1年となりました。

50を過ぎ老化との戦いとなってくると思うのですが、

時計の分解整備と自転車で楽しめれば、老いていくのを待つのではなく、

日々の向上と充実した日々を仕事以外でも実感できます。


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仕事については、考えさせられる1年になりました。

広告費をほとんどかけなかったのですが、

ご時世と時期を考慮すればお客様の量は変わらず、

真面目にやってきて、少しご信頼をいただき始めてるのかと思う反面、

200件に1件ほどは、大変お客様にお叱りを受けることがあり、

何をお客様がお望みなのか判断を間違えることがあり、

技術も大切なのですが、お客様のご要望をくみ取ることが本当に大切だと実感しています。


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今年はどのような年になるのか、この先どの様になってくるのか?

大手、集団、平均化、安定という昭和の考え方が大分この業界も抜けてきたと感じ、

お客様の楽器の音色に対する感覚が高くなっている実感もします。

本質を見抜くお客様、それに変化していくだろう業界


私自身はコツコツできるだけのことを手を抜かずに、日々変わらず行っていくのみです。

1日2件でも疲れ果てて、何もできないくらいで丁度いいと思います。

今年もどうぞよろしくお願い致します。


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マイブームの古典調律

古典調律

ピアノとは縁のないチェンバロとかの専門家が使用する調律なんですが、

最近はお客様と話し合って施しています。

お客様も違和感を感じ、平均率(現代の調律)に戻したこともありますが、

そこでまた古典調律の良さにお客様も気づかれたこともあります。

情緒のある響きとか、演奏する曲の作曲年代に合わせてとか、

そんな高尚な、インテリチックな理由で施しているのではございません。


理由は倍音です

最新型のピアノには倍音を増幅させる装置が付いています。

理由はより華やかに、そして音を伸ばすのが目的ですが、

本来のそのピアノにふさわしい器以上に無理していると実感しています。

悲鳴のようにうるさい音色とか、強弱で音量は変わっても全く音色が変わらないとか、

それでも音量や華やかさを求めるのは、分かりやすい性能と、

ピアノの歴史そのものが大きな音を出すことへの挑戦だったからだと思います。


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ピアニッシモを忘れていないか


共鳴も余すことなく音の伸びに変える、

平均率(現代の調律)も全ての調の響きが同じと言うことは、

一つの鍵盤の音を出しても、88鍵すべてにエネルギを散らせるということです。

ボディーは少しでも鳴ろうとしますが、1鍵のエネルギーは全体に散ります。

よって、スカスカな身の詰まっていない音色と表現力になります。

大きな音のする、浅い音です。


音の立ち上がりも変えられる

平均率(現代の調律)では弦が響くので、シャーンと金属の音が先に来て、

響板などの木の温かい音が後に来ます。

古典調律を施すと、共鳴が少し収まりますので、

シャーンという金属音は少しおとなしくなり、木の音も少しですが感じることができます。

これは、ピアノの構造から考え直さないといけない所を、好みにより簡単に変化させられる可能性があります。

針入れ、タッチの調整でピアノの音色を変えるのに加えて、

古典調律はボディの響きもコントロールできるのです。


全ての人にはお勧めできません

よそと調律が違う、これは大きな問題です。

よってある程度の認識と覚悟が要ります。

調律なので、戻すのは簡単ですが。

神経質な耳の敏感な方にお勧めできます。


マイブーム

お客様と、良い響き、弾きやすいピアノを模索しております。







2021年あけましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます



去年は個人の力ではどうにもならないことが起こり、

焦っても仕方なく、気楽に構えて自転車を漕ぐことに励んで参りました。



ピアノの技術的なことに関しては、

心境の変化がございまして、自分をひたすら殺すことに専念してまいりました。

たかが自分の考えなど大したことはなく、

ただただ、ピアノが喜んでくれることをする。

そうすれば、想像を超えてピアノが喜んでいい音になる。

技術はその一つの方法でしかありません。

また、どんなピアノにも長所があり、そこを認めてあげる。

そうすれば短所は目立たなくなる・・・

抽象的な言葉ですが、大きな変化がございました。


もう50歳になってしまいました。

慌てても仕方なく、

想像とも違う自分になり、

仕事も想像とは違うものとなってきています。

所詮、私自身の想像など現実と違って当たり前です。

名誉も名声も評判も信頼も・・・ピアノを前にすれば役に立ちません。

どうなるかは、その都度対峙して結果が出る それだけです。





また、お客様の反応、

ピアノを良くして喜んでいただけるなら、そんな簡単なことはありません。

良くしてもお客様が慣れなければ前の方が良く、

悪いコンデションで馴染まれていましたら、

それもそれでご使用の方法です。

真のお客様のご要望にお応えしなくてはなりません。

私のお客様へのピアノの押し付けであってはならないのです。

ただ、ピアノが傷める、そうでないかはご意見させていただいてもいいかもしれません。

それも、良い音をさせることと、永く使うことは同義語ではなく。

難しいところです。


まだまだ私は未熟者と痛感しておりますが、

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


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ベートーベンが自然に聞こえました。

自転車で東京を目指したのですが、

その目的の一つが技術者の山口さん田中先生にお会いすることでした。

本来、ピアノに携わる人は、

理工大学を卒業できる頭と、伝統技術を継承できる手先、ピアニストにもついて行ける感性

その3つが備わっていないと本当の仕事はできません。

そんな方は50年に一人の逸材だと思います。


僕は当てはまる訳も無く、かろうじて感性だけがついて行ける程度です。

腕も無いのに音に事を語るな、そう言われたことは何回もあります。

反対に、なんでこんなに手を尽くして良い音がしないピアノなんだと思ったこともあります。

ですから、音を知っていて、理論立てして、手先で実践しなくてはなりません。


130年も前なら、最先端の産業がピアノだったので、素晴らしい人材がピアノを作っていたのでしょう。

今は、人工知能だの宇宙産業なのでしょうか?


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ああ、もう理解さえできませんが、生理的に受け付けるデザインです。

クジラの背のこぶのようなおおらかな、自然と温かみを感じます。

音の発生と放出、経路をたどっていくとこうなるみたいです。


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チェンバロを再生するのではなく、

チェンバロが自然な音の発生をする楽器として選ばれただけです。

バイオリンでもウクレレでもいいのです。

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ブツブツ切れるベートーベンの音、

音楽を越え哲学してるんだから、音の装飾なんていらない。

もっとコアな物、だから感情をこめてガンガン叩く。

そんな印象だったのですが、山口さんの仕上げたブリュートナーバードゲージで弾くと・・・

ブツブツ切れません、ちゃんとと音楽として歌っています。

ショパンだとおかずがうるさくてケバケバしくなります。




当時の楽器で演奏すればいいのか?

忠実にメンテナンスされ、または再生されて、良いと思ったことはありません。

ミイラみたいに干からびた音ばかり、全く違うんです。

知性と理論、手先だけで、感性がついてこないケースです。

ですから、理工大学を卒業できる頭と、伝統技術を継承できる手先、

ピアニストにもついて行ける感性が必要なんです。





山口さんも田中先生もメジャーにはならず、

ひっそりと生きて、歴史に埋もれて行くでしょう。

しかし、取り巻く仲間、演奏家と仲良く目的を果たして下さい。

誰の為でもなく、名誉の為でもなく、音、音楽の為ですから。


大手メーカーさん、基礎研究されていますか、

こんなブログは見ていないでしょうが、一見の価値はありますよ。

話が合わないかなぁきっと。






東京への自転車チャレンジは断念に終わりました。

長い時間、仕事を離れ、ご迷惑をおかけいたしました。

お詫び申し上げます、また、応援して下さった方には感謝いたします。


東京への自転車チャレンジは、神奈川県藤沢市で断念いたしました。

国道一号線のバイパス化自転車乗り入れ禁止による、綿密な道路の下調べが必要なこと、

やはり、体つくりがまだできていなかったことがあります。


ただ、貴重な経験と、まだまだやれば出来る気持ちが湧いてきました。

これからの仕事にもプラスになると思います。


これからもよろしくお願いいたします。


ヤマハ発動機ですが、ヤマハと記念撮影
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雨あがりで富士山は見えませんでした。
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箱根はとんでもなかったです、まだまだ体つくりが出来ていませんでした。
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小田原に入りました。
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残念ながら神奈川県藤沢で断念いたしました。
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帰りの新幹線で苦労した道のりもあっという間
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分解したので、自転車屋さんにて念のため整備をお願いいたしました。
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Author:ノブ
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